Born to make whiskey
Born to make whiskey

ジャスパー・ニュートン・ダニエル(通称ジャック)は、自らの代名詞であるチャコール・メローイングのテネシーウイスキー、Old No.7を世界に送り出した。
1864
ジャックは家を離れ、ダン・コール牧師に迎え入れられる。そこで彼は、牧師と奴隷であったネイサン“ニアレスト”グリーンからウイスキーづくりの技を学んだ。後にジャックは、ニアレストをジャックダニエル蒸留所の初代マスターディスティラーに任命することになる。
1906
いつもより仕事場に早く着いたジャックは、開かない金庫に苛立ち、蹴り上げたことで足の指を骨折してしまう。その小さな傷は悪化し、やがて彼の命を奪うこととなった。
1907

後継となる妻も子もいなかったジャックは、土地と蒸溜所を甥のレム·モトローへと託す。その決断が、ジャックダニエルの物語を未来へとつないでいくことになる。

禁酒法と大恐慌。その荒波を蒸留所と共に乗り越えたのは、マスターディスティラーのジェス·モトローとレム·モトローの2人の兄弟だった。
1911
ジェスは、兄レムと共にジャックから学んだすべてを受け継ぎ、ウイスキーのマスターディスティラーに就任。
1919

アメリカ憲法修正第18条の批准により、禁酒法が施行。ジェスはつくったウイスキーを合法的に販売できなくなり、各地の倉庫に眠らせる。何年ものあいだ、良質なウイスキーはただ黙って時を過ごすしかなかった。
1933
禁酒法は廃止され、ふたたび喜びの日々が訪れた。しかし、廃止後は良質な原材料が不足していたため、彼らがジャックダニエルの生産を再開するまでにはさらに数年を要した。

蒸留所の歴史の中で二度しかない操業停止。その荒波を支えたのは、マスターディスティラーのレム·トリーだった。
1941

レムは、蒸留所の源である洞窟の泉の前に、ジャックの等身大の像を建てる。彼の志をいつまでも忘れないために。
1942
供給不足によりOld No.7の入手が困難になる。だが手に入らないからこそ、味わう喜びは大きかった。その一杯は格別なものとなり、爆発的な需要へと繋がっていく。
1944

第二次世界大戦の激化に伴い、すべての資源を戦いに捧げるため蒸留所は創業を停止。
1951
ロックンロールが空気を揺らす時代、蒸留所の生産は禁酒法以前の勢いを取り戻しつつあった。
1964-1987
熟成の時代
マスターディスティラーのジェス·ギャンブル(1964–1966)とフランク·ボボ(1966–1988)は、ブランドが成長していく過程を見守った。彼らの時代に、無名の地方ウイスキーにすぎなかったOld No. 7は、エレキギターと同じようにロックンロールを象徴するアメリカのアイコンへと姿を変えていった。
1964
ジェスは、ジャックダニエルの象徴ともいえるモノクロ広告キャンペーンを世に広める役割を果たした。ナッシュビル·マガジンの記者はこう評している。“逆説的な洗練さによって、その広告はまるでリンカーンの古い写真のように人の目を引きつける”
1966
ブリティッシュ·インヴェイジョン。のちに伝説となるロックアーティストたちが大西洋を越え、アメリカを席巻した。アメリカン·ブルースに心を奪われていた彼らは、同じく本物のアメリカン·ウイスキーにも魅了されていった。
1977

パンクムーブメントが全盛期を迎え、ニューヨークの伝説的なクラブにはジャンルを代表するアーティストたちが集まった。そこにはいつも、ジャックダニエルのボトルが置いてあった。
1981
ヘアメタルがサンセット·ストリップを支配した時代。テネシー生まれのジャックダニエルは、いつしかカリフォルニアの夜にも欠かせない一杯になっていた。

1988年から2007年までマスターディスティラーを務めたジミー·ベッドフォードによる「ジェントルマンジャック」の登場から、革新の新時代が幕を開けた。
その歩みはジェフ·アーネット(2008–2020)に引き継がれ、150年の歴史の中で最大規模となるブランド拡張へと発展していった。
1989
BBQ文化におけるOld No. 7の地位を証明するものとして、LynchburgはJack Daniel's World Championship Invitational Barbecue®大会の第1回年次大会を開催しました。
2014

Old No.7以来初めての新たなマッシュレシピとして、「シングルバレル·ライ」が誕生。かつてアメリカでバーボン以上に親しまれていたライウイスキーは、いまテネシーで再び息を吹き返している。
2017

素晴らしいウイスキーは良質な穀物から生まれます。ジェフ・アーネット(2008〜2020年)の指揮のもと、私たちはライ麦の割合を高め、スパイシーで複雑な味わいの新たな仲間をジャック ダニエル ファミリーに迎え入れました——ジャックダニエル テネシー ライです。
2018
10月、リンチバーグには世界中から人々が集まる。
お目当ては蒸溜所だけじゃない――今年で30回目を迎える「ジャックダニエル ワールドチャンピオンシップ·バーベキュー」











